墨絵アーティスト 西元祐貴公式オンラインストア

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陶墨画


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陶墨画とは?

墨絵アーティスト西元祐貴が、陶土の板に釉薬で描き、高温で焼き上げる陶墨画は、土・水・火・風…まさに自然とのコラボレーションである。

1200℃で焼き付ける過程の中で、西元独特の躍動感ほとばしるタッチに、不規則で神秘的な表情が加わる。和紙の作品では決して見ることができなかった、新しい世界が広がる。

釉薬のインクが溶け、浮き上がり、ガラス釉薬に「貫入」と呼ばれる複雑で美しいヒビが入る。まるで雲がゆらめくような、柔らかい流水のような妖艶さ。そして貫入が放つ光の乱反射。人間が決してコントロールできない、神性を宿した美しさを帯びるのだ。

西元は、焼き上がりを想像し、感性に従い、やり直しの効かない一筆に魂を込める。自然との共作に闘いを挑むように、楽しむように。

なめらかな肌艶に描かれた一筆一筆の凹凸を指でなぞると、西元の息遣いや、生命の力強さが伝わってくる。後世にも風化することのない「生命のアート」ーーー陶墨画の魅力を感じてほしい。

陶墨画の誕生

2015年春、日本六大古窯「越前焼」の里、福井県。陶芸窯を所有するある企業から、「福井に来て、陶板画を描いてみないか?」とのオファーを受ける。

西元が得意とするライブペイントは、会場の空気と、観衆が、作品の一部となって完成する、いわば瞬間のアート。そのため、ごく限られた場合を除き、ほとんどの作品は保管することなく破棄されてきた。

一方、陶板は半永久的に風化することのない未踏のキャンパス。自分の作品を遺すという、これまでとは真逆の手法に興味をもつ。新たな挑戦は始まった。

和紙から陶板へ。筆の滑りも、キャンパスへの浸透も、これまでとは全てが違った。それは、これまでの画法を捨て去り、ゼロからのスタートを意味していた。

まず、墨に近い特殊な釉薬のインク作りから始まった。1色の濃淡だけで表現する墨絵だが、陶板画は焼きあがるまで発色を確認できない。また、温度、焼き上げる時間、湿度、様々な要因で、一つとして同じ結果になることはない。製作は、まさに困難を極めた。

幾度もの試行錯誤を繰り返し、ようやく満足のいく作品ができ上がった。墨絵の技法を用いた、陶板を使った新しい作品「陶墨画」の誕生の瞬間だった。(商標登録済み)

陶墨画ができるまで
直筆画 西元祐貴が、陶板に直接筆入れして描く、世界で一点の陶墨画。
筆入れ

素焼きの陶板を製作し、専用の釉薬で少しずつ色を重ねて描く。乾燥させて、さらに重ねて描く。西元祐貴いわく、「和紙は引き算で描くが、陶墨画はたし算」。陶墨画の場合、重ねて塗った部分は、焼いた後により深く濃い黒の光を放つからである。
しかし、どんな色に仕上るかは、焼き上がるまで分からない。直筆の陶墨画は、西元にとっても毎回挑戦の連続である。

焼成

完全に乾燥させた後、窯で焼く。最初の焼成は1000度。窯出しして再び色を重ね、乾燥させた後、窯で焼く。この作業を納得いくまで繰り返す。最終の焼成では透明釉薬をかけ、1200度で焼き締めて完成する。

ただし、成功確率は20%にも満たない。複数の焼成段階で釉飛びが発生したり、陶板の割れが発生したり、不測の事態が起こり確率を低くする。しかし、逆に、想像もしなかった効果を得られることもある。土と水と火と空気による化学反応は、複製画にはない表現の彩りが表れる。

額装

額装は、西元本人が選び、陶墨画の重厚さをさらに引き上げる。

西元祐貴の作品をデジタルデータとして取り込み、独自の方法で複製を可能にした陶墨画。
データ作成

西元の作品をデータとして取込み、墨一色の濃淡を独自の方法で解析する。その濃淡レベルに分けて、インクの版を作成するためである。
この作業だけで3ヶ月を要する。墨絵の濃淡のニュアンスを出すための最も困難な作業である。

焼成

直筆画と同じ素焼の陶板に、特殊インクを乗せて焼成し、表面に焼き付ける技法で製作する。複製陶墨画独自の手法のため、その工程を明かすことはできないが、西元の渾身の作品を厳選し、選び抜いた墨絵作品のみを陶板に魂ごと転写する。
複製とはいえ焼き物である以上、成功確率は約80%。色飛び、ひび割れなどの微細な失敗も許されない。

額装

額装は、その作品を引き立たせるものを、西元本人が選んでいる。

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